雑文#1.理想の心のあり方

浅い眠り。

 

何だか昨日はよく寝れなかった。

変な夢をつづけて見たような気がするから、そのせいだ。浅い眠りに至った根本的な原因は就寝前にお腹いっぱいにご飯を食べてしまったことだと思われる。

 

いざ寝るというのに、胃に白米、豆腐、しば漬け、キムチ、卵焼きが入っていたら、胃も働かなければいけない。つまり、胃が働くということは脳も働くから、からだ全体が<サービス残業>をしている状態である。

 

食事のタイミングや睡眠の質は心のあり方を大きく変えてしまう。心が崩れる、マイナスの方向に偏ってしまう原因要素にはもちろんより直接的なものがある。家族友人の死、トラウマ化する出来事などだ。しかし、食事や睡眠などの日々の生活の部分も非常に重要な原因要素である。

 

とくに<最近何となく心が暗いな>というときは日々の生活という根本的な部分に原因が隠されていることが多い。

 

理想的な心のあり方とは

一体どんなものだろう。

 

楽しいことばかりで笑いぱっなしのときはそもそも心なんて考えない。心を考えるときは大体何かに悩んでいるときだ。障害にぶつかったときほど、その衝撃が心まで響く。だから、心の土台が構築されていない若いときほど心は揺れまくるのではないか。

 

では辛くて辛くて堪らないときはどうだろう。これは心をよく考えなければいけない状況だ。みんながみんなすぐに問題解決のために働けるわけではない。人によってはその辛さを長い間噛みしめなくてはいけない。よほどマゾスティックな人間ではない限り、これは理想的な心のあり方とは遠いと思う。

 

楽しければいいや、という状態は味気なくて嫌だ。楽しいときほど考えないからだ。

かといって、ずっと辛い苦痛を味わう日々も嫌だ。考えすぎて嫌なイメージばかりが浮いてくる。

 

ではこの両者の中間地点がちょうどいいということになる。人生はバランスが大切だ。

 

楽しいがしっかり辛い。

だから、<よく考える>ことができる。よく考えるからしっかり心に残る。心を強くすることなんて無理だと感じているが、心の経験値というものがあるなら、貯めることはできるだろう。

 

昨日、散歩をしていたら古本屋を見つけた。

前の日に小さな劇場で観た映画に古本屋が出てきた。古本屋のあの雰囲気。よく考えれば、文字が印刷された紙の束、それも古い紙の束が並んでいるだけなのに、あの空気感は嫌いになれない。

 

本を買った。

中村雄二郎著の哲学の現在」

<よく生きることはよく考えること>

数ページめくって代金を払い店を出た。

 

おわり