衝撃

心が乾く時間が続いている。

それは完全に乾き切っているわけではなく、湿っている部分も残されているため、それほど辛くはない。

生きていると様々な出来事に出会す。どんな出来事にも衝撃があり、衝撃の程度は出来事によって違う。

明日になって忘れているものもあれば、覚えているものもあり、明日は忘れているが、明後日に思い出すものもある。

衝撃の最終的な受け手になるのは、肉体ではなく心である。

たとえ、それが外傷などという分かりやすい衝撃でも、最後に問題となるのは心の傷だろう。

過去の衝撃を凌駕する衝撃を受けると、"今"は止まり時間だけが進んでいるように感じる。

周囲の人間も前に進むことに必死なことに気付く。本人はこの辺で少し休もうとするのだが、"先を急ぎましょう"と背中をつつかれる。

まったく疲れる。

 

夜という時間は危険である。

外が暗くなり、街も静かになる。

目や耳から入る情報が少なくなって、思考の海で溺れてしまう。

心が傷ついたときは眠剤に頼ってでも、夜に寝て朝に起きることが大切だ。