学生証をどこかへ落としてしまった

17歳だった僕は大学を目指した。

偏差値的には最底辺もいいところだが
なんとか自己満足できる大学に滑り込めた。


見渡せば、周りのほとんどが同年代。

一度外れたレールに再び戻れたような気がした。

それが今から約4年前なんだから
時間が経つのはとても早い。

新社会人の季節がやってくる。

同級生だった友人たちも
これからはじまる会社生活にワクワクしてたり
めんどくさがっていたりと様々だ。

気づけば
僕はまたレールから外れている。

中学生の時に決意したレールの外れ方とは今回のそれはまったく違う。

中学生のときはメラメラと
「俺はレールを外れてやる」と宣言し、その先にビジョンを持っていた。

結果的には、そのビジョンとはひどく違うものをみせられた。

しかし
今回は「えぇ、うそ、レール外れちゃったの、またー?」という感じだ。

まったくの他人事である。

一周まわって、さらに適当な性格になってしまったようだ。

来学期の放送大学の授業料も払えなさそうで焦っている。

いや、決して焦ってはいない。

30歳まで学割を使ってやる覚悟が

今の僕にあるからだ。